雪をキャンバスに見立て巨大なアートを描く田舎館村の名物・冬の田んぼアートが2年ぶりに始まりました。

スノーアートの制作が行われたのは田舎館村の田んぼアート第2会場です。
イギリス人のサイモン・ベックさんから技術を受け継いだ地元の団体「スノーアーティスト集団It‘s OK.」のメンバー9人が制作作業を行いました。
冬場の観光の目玉ですが、去年は雪不足のため初めての開催中止となりました。
一転して今年は十分すぎるほどの雪の量。
コンパスで角度をはかりながらスノーシューで雪を踏み固め、広さ1万平方メートルの白いキャンバスに巨大な模様を描いていきます。
ことしのテーマは去年作ることが出来なかった「GOD EYE」、平川市在住のアーティストGOMAさんの原画をスノーアート用にアレンジしたデザインです。
未来を見据える瞳をイメージしたということです。

★スノーアーティスト集団It‘s OK.　田澤謙吾代表
「今年雪にはうんざりされてる方も多いかもしれませんけども、雪にはこういう楽しみ方もあるということを感じていただければうれしいのでぜひ足を運んでいただきたいです」

冬の田んぼアートは今月26日までの3日間は午後8時までライトアップが行われ、昼間とは違った表情を楽しむことができます。