先月JR青森駅の停車した電車内に不審物を置いた男が廃棄物処理法違反の罪で略式起訴されました。男が置いた不審物の正体が明らかになりました。

廃棄物処理法違反の罪で略式起訴されたのは八戸市に住む49歳の男です。起訴内容によりますと男は先月14日、青い森鉄道の浅虫温泉駅に停車した青森駅行きの電車内に、カセットコンロなどを入れた重さおよそ3.9キロの段ボール1箱を網棚の上に放置して電車を降り廃棄物を捨てた罪です。当時青森駅で不審物が見つかったとして一時ホームの立ち入りが規制されるなどしていました。男は業務妨害の疑いで逮捕されていましたが青森地方検察庁はきょう付けで廃棄物処理法違反の罪に切り替えて略式起訴しました。男は調べに対し「妨害する目的だった」という趣旨の供述をしていて犯行を認めているということです。