「寒暖差で良質の煮干しできる」うまみ増す イワシの煮干しづくり 青森県八戸市
ハマの秋の風物詩、煮干しづくりが八戸市で始まりました。
煮干しづくりが始まったのは、八戸市市川町の水産加工団地にある「中商」の作業場です。八戸前沖で地元の小型巻き網船団が漁獲して、八戸港に水揚げされた2日分のイワシ合わせて15トンを煮干しにします。たたみ1畳ほどのセイロに広げて塩ゆでしたイワシを、手伝いの人たちが干し場に運び、日光に当たるように均等に並べていました。2000枚のセイロを並べ、3日から4日ほど自然乾燥させて仕上げるということです。
★中商 中道栄治社長
「よい太陽にあたりながら朝晩寒くなってきましたから、この寒暖差で身がしまって良質の煮干しができるかなと思いました」
潮風と太陽の光を受けて、うまみが増していくイワシの煮干しづくりは、今月いっぱい続きます。