青森の水産物をハワイへ!初の商談会で可能性探る 青森県八戸市
県内で水揚げされる水産物や水産加工品をアメリカ・ハワイに売り込もうと、八戸市で商談会が開かれました。
ジェトロ青森によるハワイ向けの商談会は、県内で初めて開かれました。アメリカのハワイから人気レストランのオーナーシェフや日本食材の輸入業者など合わせて5人を招き、水産物などを扱う青森市と八戸市の6社が加工品を中心に売り込みました。ハワイでは近海の新鮮な鮮魚の種類が少ないため、シェフたちは県内で水揚げされるウニやイワシ、ホタテに強い関心を示していました。
★エル・シエロ オーナーシェフ マサ・アルナルド・グシケン さん
「(青森は)海に周りが囲まれているだけに自然のおいしいものがいっぱいあると思います」
★八戸水産加工業協同組合連合会 野田一夫 会長
「これを機会にここ県内でとれた魚を、どういった形でお客さまに与えられればよいのかというのを考えるには、よい機会だったのではないか」
また、シェフたちが県内を視察して選んだ県産食材を使い、それぞれオリジナル料理をふるまうなどして、事業者たちが販路開拓に向けたヒントを探っていました。