陸奥湾ホタテやサバの加工品など、青森の海の幸の販路開拓を目的とした商談会が台湾で開かれました。

県産りんごの主な輸出先となっている台湾で先月25日と27日の2日間、青森の水産品に関する商談会が開かれました。
県内などから10社が参加し陸奥湾ホタテやサバなど自社で製造する水産加工品を台湾の飲食店やバイヤーなど70社に売り込みました。

ホタテをはじめとした県産水産物は中国の禁輸措置により大きな影響を受けています。
商談会は中国以外の販路を開拓したい加工業者を支援しようと、青森放送が開いたものです。

台湾のバイヤー
Q青森の水産品の印象は？
「とても新鮮だと思います」
「日本の環境が良いので水産品の品質がすごく良い」

漬物をPRした県内の水産加工業者
「想像以上に反応が良くて意外と台湾の方々がおいしいと言ってくれたのがびっくりしました ぜひスーパーに置いてほしいという意見もチラホラありました」

ベビーホタテの加工品をPRした県内の水産加工業者
「たいへん良い評価をいただきました/さまざまな業態・規模の方が見えていましたので、そこに対応してなんとか輸出を伸ばしていきたいと思っています」

おととしは中国の47分の1しかなかった、台湾に輸出される青森の水産品。
りんごのように今後増加することが期待されています。