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弘前市が除排雪の燃料費を補助する事業再開 弘前公園は大部分が“立ち入り禁止”

2025年1月6日 21:00
弘前市が除排雪の燃料費を補助する事業再開 弘前公園は大部分が“立ち入り禁止”
1月の積雪が観測史上最高の115センチを記録した弘前市では、弘前公園の倒木など雪による被害が数多く発生しています。

市の豪雪対策本部会議の報告によりますと、弘前公園ではおとといまでにマツや桜の倒木が17本、枝折れは多数確認されています。
現在本丸をはじめ北の郭や三の丸など園内は大部分のエリアが立ち入り禁止となっています。

雪に関する市民からの苦情や要望は今シーズン1,835件寄せられ、このうち年末年始の期間がおよそ半分を占めてます。
バスは10の路線で迂回や運休の対応をしているほかゴミの収集にも遅れが出ているということです。
市は道路の幅を広げる除雪を行っていますがダンプカーなどの機材やオペレーターなどの人員が不足しているため遅れが出ています。
このため市は狭くなった生活道路を除雪機などを活用して除排雪を行う町会や企業に対して燃料費を補助する事業をきょうから再開しました。

★弘前市 櫻田宏市長
「まだまだ大雪の対策が取れない部分がありますが。これからも拡幅除雪や排雪にしっかりと取り組んでいきたいと思います」

屋根の雪下ろしは死亡事故が市内で1件発生していることから、安全対策をとって2人以上で行うよう呼びかけています。
最終更新日:2025年1月6日 21:00
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