政策に地域の声を提言する経済同友会の東北・北海道ブロック会議が、人口減少をテーマに青森市で開かれました。

会議には東北と北海道から160人が参加し、人口減少をテーマに様々な意見が交わされました。基調講演の講師は山崎史郎内閣官房参与が務めました。山崎さんは日本の出生率が低下しているのは、共働き・共育てモデルが確立されていないためで、子育てに家族や地域が参加する「共同養育社会」をめざす必要性などを紹介しました。

パネルディスカッションには宮下知事も参加し、子どもを産むと損をすると感じている人の考え方を変える必要性を述べるなど、人口減少対策への意見を交わしました。

★宮下知事
「自分の自己実現するためみんな働きたいんです　その働きたい自己実現の気持ちを考えてあげないと絶対子ども産む選択肢、あるいは結婚する選択肢にならないと思います」

会議の最後には青森大会アピールとして、青森経済同友会の山本恒太副代表幹事から若者が住みたい街にするための施策などが提言が出され、閉会しました。