青森県の子育て支援拡充!給食費や医療費の無償化に、青森市では虫歯予防フッ素うがいも… 宮下知事「これで終わりではない」
県内で給食費や医療費など子育て支援が拡充します。
青森市の小中学校では虫歯予防のためフッ素化合物を使ったうがいの全額負担が始まりました。
フッ素化合物を使ったうがいは、子どもの虫歯予防に効果があるとされています。
青森市は今日から全ての小中学校で、週1回のフッ素化合物を使ったうがい費用を全額負担します。
★浜田小学校の児童
「ちょっと苦かったけど、歯がきれいにできてうれしかったです」
「そのほかの歯が虫歯にならないようにしていければなと思います」
★青森市 西秀記 市長
「これによって健康な体も作られるということで、子どもたちが元気にすくすく育って欲しいと思っています」
青森市が活用したのは県の子育て支援交付金です。
交付金により、全国で初めて小中学校の給食費一律無償化が始まりました。
県の試算では小学生1人あたり年間平均5万5000円、中学生で5万8000円の負担軽減になるということです。
すでに無償化を実施している17市町村では、新しい子育て支援事業費の8割が補助され、修学旅行費の助成や2歳児までの保育料無償化などに充てられます。
また全ての市町村で0歳から15歳までの医療費が完全無償化となりました。
★宮下知事
「当初の目標が達成されてよかったなという思いはすごくあります。ただこれで終わりではない」
「子どもへの投資は未来への投資である子どもを真ん中に据えた県政が、これから人口減少社会の中では本当に必要になってくる」
交付金全体では18億1,000万円が活用され、交付率は96.3パーセントでした。