半世紀ぶりに再演果たす 八戸・鮫神楽の組舞
八戸市の鮫神楽連中が組舞の演目「鐘巻道成寺」を半世紀ぶりに復活し、観客から盛んな拍手が送られました。
「鐘巻道成寺」はきのう八戸市公民館で開かれた地域の伝統芸能を楽しむイベントで上演されました。
番楽や鳥舞をはじめ墓獅子などを継承している八戸市の鮫神楽連中は今回歌舞伎物と呼ばれる「組舞」のうち近年演じられていなかった演目の再演に挑戦しました。
復活させた演目「鐘巻道成寺」は女人禁制の寺に執心のあまり大蛇となった姫を山伏がはらう物語です。
1968年に行われた公演の映像をもとに若手のメンバーが高校生などを演者に迎えて3か月間稽古をして再現しました。
若手が挑んだ演目の復活に観客からは盛んな拍手が送られていました。