【破産速報】フジサキ設計事務所(青森市)が破産開始決定 負債総額約2億6,000万円
東京商工リサーチ青森支店はフジサキ設計事務所(青森市長島2設立2011(平成23)年10月28日)が、2024年8月末で事業を停止し、2025年1月14日付けで青森地裁より破産開始決定を受けたと発表しました。
負債総額は債権者約14人に対して約2億6000万円とみられています。
フジサキ設計事務所は2011年10月現代表・前田英樹氏がみなと(株)の商号で鉄骨図面作成業務を主体に設立し、その後徐々に鉄骨工事の受注業務も拡大しました。
また、人件費を抑えるべく、ベトナム、中国、ミャンマーに支社を開設し、製図業務の受注増加にも対応、ピークとなる2019年6月期には約5億5000万円の売上高を計上していました。
ただし、その後請負契約のトラブル発生などから工事部門を縮小し、2020年6月期には約1億3000万円の最終赤字を強いられ債務超過に転落。
また新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外支社店の稼働にも支障を来したということです。
資金繰りが切迫する中で、2021年6月期中には本社以外の全ての事業所を閉鎖するなど大胆なリストラを実施し、さらには金融機関からの返済条件緩和や、新型コロナウイルス関連のゼロゼロ融資などを利用ししのいでいました。
2023年5月には(株)フジサキ設計事務所に商号を変更し、製図業務に注力していましたが、経営環境に好転の兆しは見えず、事業継続を断念し今回の措置に至ったということです。
負債総額は債権者約14人に対して約2億6000万円とみられています。
フジサキ設計事務所は2011年10月現代表・前田英樹氏がみなと(株)の商号で鉄骨図面作成業務を主体に設立し、その後徐々に鉄骨工事の受注業務も拡大しました。
また、人件費を抑えるべく、ベトナム、中国、ミャンマーに支社を開設し、製図業務の受注増加にも対応、ピークとなる2019年6月期には約5億5000万円の売上高を計上していました。
ただし、その後請負契約のトラブル発生などから工事部門を縮小し、2020年6月期には約1億3000万円の最終赤字を強いられ債務超過に転落。
また新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外支社店の稼働にも支障を来したということです。
資金繰りが切迫する中で、2021年6月期中には本社以外の全ての事業所を閉鎖するなど大胆なリストラを実施し、さらには金融機関からの返済条件緩和や、新型コロナウイルス関連のゼロゼロ融資などを利用ししのいでいました。
2023年5月には(株)フジサキ設計事務所に商号を変更し、製図業務に注力していましたが、経営環境に好転の兆しは見えず、事業継続を断念し今回の措置に至ったということです。
最終更新日:2025年1月22日 14:12