子どもたちが別れ 松山市でぬいぐるみ供養
使わなくなったぬいぐるみや人形に感謝を込めてお別れするぬいぐるみ供養祭が松山市で行われました。対面での開催は4年ぶりです。
きょう、会場の斎場にはおよそ70人の親子連れが愛用してきたぬいぐるみなどを手に集まりました。
村田葬儀社では、子どもたちに体験を通して供養の大切さを感じてもらおうと24年前から年に1回ぬいぐるみ供養祭を開催しています。
供養祭では、松山市・善復寺の住職によって法要が行われ、参加者は、ぬいぐるみが並べられた祭壇の前で焼香したあと、番町幼稚園の園児4人が 「お話聞いてくれてありがとう」と、お別れの言葉を送りました。
クマのぬいぐるみとお別れした女の子は「ぬいぐるみさんが喜ぶから、笑顔でお別れしました」と話していました。
今回はおよそ3万体のぬいぐるみが供養され、一部はフィリピン・ミンダナオ島の子ども達に贈られるということです。