四国全域の沿岸部に大津波警報発表を想定 園児と保護者が避難訓練【愛媛】
こども園の園児が津波から避難する訓練が行われました。
今治市のはしはまこがく認定こども園では、毎月避難訓練を行っていますが、能登半島地震を受け今回初めて保護者も参加しました。
きょうの訓練は、南海トラフ巨大地震が発生し、四国全域の沿岸部に大津波警報が発表されたという想定で行われました。
年長クラスの園児46人がおよそ700メートル離れた北郷中学校に避難し、2年生の生徒が校舎の3階へ園児と保護者らを誘導していました。
また、保育士と保護者が避難場所のAEDの場所を確認するなどして災害に備えていました。
参加した園児:
「パパとママが寝とる時は(地震が発生を)パパとママに教える」
はしはまこがく認定こども園 土田祥代園長:
「災害が起きた時にどういう行動をとるか、どういう風に子どもたちを避難させるかという判断力を磨かないといけないと思う。本当に大事なお子さんの命を守り抜きたいです」