愛南町の小学校で津波から身を守る避難訓練 弱い揺れでも高台へ【愛媛】
能登半島地震から18日目。愛媛県内でも、南海トラフ巨大地震など大規模な災害への備えが進んでいます。
児童と先生:
「逃げてください」
「津波が来ます」
大きな声とともに高台へ走る子どもたち。
きょう愛南町の久良小学校で行われた、南海トラフ巨大地震で発生した津波から、高台に建つ小学校へ避難する訓練です。
訓練に先立ち、5人の児童や教員らを対象に津波の怖さや避難のポイントを伝える授業が行われました。
県防災危機管理課 吉田雅俊主事:
「2つ目の約束として一度避難したら戻らない」
児童たちは地震の大小に関わらず津波が起こる可能性を意識することなど、命を守るための3つのポイントを入念に確認していました。
久良小6年 松平一伽さん:
「(能登半島地震のニュースをみて)津波ってやっぱり怖いなと思ったし、津波以外にも家が崩れたり土砂とかがきたりするので、それからよけながら頑張りたいなと思いました」