「また会おう」愛媛大で卒業式 コロナ禍を乗り越え2170人が旅立ちの春
コロナを乗り越え迎えた旅立ちの春です。愛媛大学の卒業式がきょう行われ2100人あまりが夢への第一歩を踏み出しました。
県民文化会館で行われた愛媛大学の卒業式では、7つの学部と1つのコース、それに大学院を卒業する2170人に学位記が授与されました。
式では、仁科弘重学長が「卒業する皆さんがそれぞれの進路で大いに力を発揮してくれることを願っています」とはなむけの言葉を贈りました。
愛媛大学 工学部工学科 常峰裕斗さん:
「コロナ禍ということで入学式が中止となり、私たちの大学生活はオンライン授業で始まりました。入学前に思い描いていたものとは異なる大学生活の始まりでしたが、そのような生活だからこそ得られた知見もあります」
今日卒業の日を迎えた学生たちは新型コロナによって入学式が中止を余儀なくされ、学生生活も様々な場面で制限を受けました。
卒業生:
「入学式が無かったんで、こんなに同級生がいてびっくりしました」
なお愛媛大学によりますと、卒業生の就職内定率は去年と同じ95%だということです。
卒業生:
「あんまり大学生活(コロナで)人とコミュニケーション取る機会無かったんですけど、社会人になったら頑張っていろんな人と話して、営業なんで積極的にコミュニケーションお客さんとも取っていけたらなって思ってます」
「(就職は)医療関係になると思います。コロナ禍の中(医療に)助けてもらった4年間ではあったのでこれからは色んな人を助けていけるような仕事が出来たらいいかなと思います」
「運送業の経理の仕事をします。社会人になっても責任感を持って頑張っていきたいと思います」
「カーディーラーに就職する予定です。最初はもう、とりあえずがむしゃらに頑張って信頼される社会人になりたいと思います」
「教員になるんですけど、教師として頑張っていきたいと思います」
卒業生たちは4月からそれぞれの夢に向かって新たな一歩を踏み出します。
別れを惜しむ卒業生:
「また会おう。絶対会おう」