松山市消防出初式 大学生消防団も「古典竹梯子」に初参加 火災が増加傾向…防火・防災意識高めて
市民の防火や防災への意識を高めようと、松山市で消防出初式が開かれました。
松山市堀之内で開かれた消防出初式には、消防団員や消防職員などおよそ1000人が参加しました。
はじめに団員らは、野志市長や一般の観覧客を前に、所属する部隊ごとに列を作って行進を行いました。
出初式は、消防関係者の団結を強め市民の防災意識を高めようと、毎年開かれています。
続いて、揃いの法被に身を包んだ消防団員が、高さ6メートルのはしごを使って伝統の「古典竹梯子」を披露しました。
今年は、大学生の団員がはしごを支える役などで初めて参加し、はしごから手を放すなどの様々な演技に、盛んな拍手が送られていました。
松山市消防局によりますと、市内の火災件数は去年11月が前の年より1件多い10件、12月が5件多い14件と増加傾向にあるということです。
消防局は市民に対し、火の取り扱いに注意してほしいと呼びかけています。