水害や水難事故に備え 救助用ボート使った訓練 豪雨での家屋浸水を想定
梅雨や台風のシーズンを前に、松山市の海岸で水害や水難事故に備えた合同訓練が行われました。
県警の若手警察官や松山海上保安部の職員らが参加した、きょうの合同訓練。池などでの行方不明者の捜索のほか、豪雨で浸水した家屋に要救助者がいる想定で救助訓練を行いました。
救助用ボートを組み立てた県警の若手警察官らは操船の手順を確認したあと、浸水家屋に取り残された人の救出に向かいます。
警察官:
「今からこれ乗りますので、補助するのでゆっくり乗ってください」
警察によりますと、去年県内で発生した水難事故は11件で、7人が亡くなっています。
松山西警察署 新田健警備課長:
「これから梅雨に入って大雨が続くかもしれないので(水難)事故に十分注意して気をつけてほしい」