水難事故への正しい対処法を考えるシンポジウム 事故で息子を亡くした女性が登壇
後を絶たない水難事故への正しい対処法を考えるシンポジウムが東京で開かれました。
水辺のレジャーが増える夏を前に開かれた「海のそなえシンポジウム」。「水難事故対策の常識を疑う」をテーマに、パネリストらが、VRゴーグルで模擬体験するなどして、水難事故への正しい対処法について話し合いました。
また、このシンポジウムには、2012年に西条市の加茂川で発生した水難事故で当時5歳の息子を亡くした吉川優子さんも登壇しました。
吉川優子さん:
「いろんな人が連携して共感しながら取り組みを進めていくこと。あとは仕組みを作っていくということが、私は社会を変えていくためには本当に大切なことではないかと思っている」
シンポジウムを呼びかけた日本財団では今後、水難事故への正しい対処法を全国に広げていきたいとしています。