高校生が設計技術やアイデア競う 松山工業3年生が最優秀「商店街に賑わい取り戻す」提案
愛媛県内の高校生が設計の技術やアイディアを競うコンテストの表彰式が行われました。
「愛媛県内高校生建築競技設計」は、建築技術者を目指す県内の高校生を対象に建築士事務所協会が毎年開いているものです。
コンテストは設計の技術やアイデアを競うもので県内5つの高校から157点の応募があり、入賞した55点が表彰されました。
最優秀にあたる県知事賞を受賞したのは、県立松山工業高校3年の山本優香さんです。山本さんの作品は、高齢化や新型コロナの影響で衰退した商店街のコミュニティを復活させるため、空き家を解体したフリースペースやアーケードと一体化した骨組みなどを設計しました。
山本優香さん:
「商店街に賑わいを取り戻すために今の自分にできることは何だろうなと思いながら設計をしました」
入賞作品は今月26日まで松山三越で展示されています。