国際線増便やターミナル改修進む「松山空港」 中長期的な運営の検討会立ち上げへ
国際線の増便やターミナルの改修が進む松山空港。愛媛県は、空港の中長期的な運営のあり方などを協議する検討会を立ち上げることにしました。
これはきょうの定例会見で中村知事が明らかにしたものです。現在、1日1便あわせて週7便を運航している松山ーソウル線について、チェジュ航空は6月1日から10月まで、火曜日から土曜日の週5日間を1日2便に増便することを決めています。
県によりますと、チェジュ航空の日本の地方路線の搭乗率は、松山ーソウル線が最も高いということです。
一方中村知事は、インバウンドの増加による空港スタッフの人手不足や改修を進めているターミナルの工事費負担など、中長期的な運営上の課題があるとしました。
このため、これらの課題を解決するため、松山市出身でANA総研の元社長岡田晃さんらをメンバーとする仮称「松山空港将来構想検討会」を近く立ち上げると発表しました。夏までに初会合を開催したいということです。