盛山正仁文部科学大臣が7月18日に高知大学医学部を訪れ、光を使ってがんなどの病巣を見つけだす光線医療の拠点を視察しました。

全国の教育機関などを視察している盛山文部科学大臣が18日に来高し、南国市の高知大学医学部で受田浩之学長から大学の概要について話を聞き、意見を交わしました。
その後、2017年に開設された光線医療センターでは「5-アミノレブリン酸」という薬剤が青色の光を照射すると赤く光る仕組みを利用して、膀胱がんや脳腫瘍の病巣を特定できる技術について担当医師から説明を受けました。

実際に薬剤が赤く光る様子を見た盛山大臣は「わかりやすい」と高知大学が研究開発した技術に感心していました。
盛山大臣はこのほか産官学が連携して進める次世代型施設園芸や、海洋コア国際研究所といった高知大学が行っている様々な研究について現状を把握したということです。