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高知県内12の蔵元が製造した土佐酒など延べ48銘柄 国内外のコンクールで最多入賞【高知】

2024年7月26日 18:37
高知県内12の蔵元が製造した土佐酒など延べ48銘柄 国内外のコンクールで最多入賞【高知】
高知県酒造組合は、県内12の蔵元が製造した土佐酒など延べ48銘柄が国内外のコンクールで入賞したと発表しました。
組合では過去最多の入賞数だとしています。

県酒造組合では今年5月から6月にかけて国内のほか、イギリス、フランスなど世界各地の6つのコンテストに出品し、県内12の蔵元が製造した土佐酒やジンなど延べ48銘柄が入賞しました。

組合によりますと過去最多の入賞数で、7月26日に高知市の県酒造組合事務所では関係者を招いた試飲会が行われました。
なかでも「クラマスター2024」はフランスの一流のソムリエが審査員を務める日本酒のコンテストで、今年は6部門に1223点がエントリーし、最高賞のプラチナ賞に134点が入賞。
上位10パーセントというこの狭き門に高木酒造の「豊能梅いとをかし」など県内3蔵元の4銘柄が選ばれました。

同じくプラチナ賞を受賞した司牡丹の「ディライト」は酵母の働きにより瓶のなかで炭酸ガスを発生させたスパークリングの土佐酒で、部門別トップ3に選ばれました。

そのほか、国内の全国新酒鑑評会では最高位の金賞に3点、入賞に5点など都道府県別では入賞率第3位で土佐酒のレベルの高さを示しました。

県酒造組合では今後も国内外に土佐酒をアピールし、海外の需要の取り込みに力を入れていくことにしています。
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