自然の力を活用し四万十川を再生!四万十川NBS国際シンポジウム3月4日・5日開催【高知】
ノリやエビなどの漁獲量が激減する高知県の四万十川を、自然の力を活用して再生を目指すプロジェクトが始まりました。
3月4日・5日に四万十市などで開かれるシンポジウムを前に2月28日、関係者が会見を開きました。
県庁で会見したのは、一般社団法人生態系総合研究所の小松正之代表と東京都立大学の横山勝英教授です。
小松代表などが提唱するのがNBS(ネイチャー・ベースド・ソリューション)と呼ばれる自然の力を活用しながら生態系と人の生活のいずれにも利益をもたらす方法で、アメリカやヨーロッパの国々で広く取り入れられています。
研究所などではNBSを四万十川流域で行う国内初のプロジェクト「四万十川NBS」を進めていて、3月4日と5日にはアメリカの研究者などを招いたシンポジウムを開きます。
このプロジェクトでは、すでに四万十町のショウガ農家が農業排水をそのまま川に流さず湿地帯を通過させて浄化した上で、川に流す取り組みを始めています。
将来的に、コンクリート堰を撤去するなど川が汚れる要因をひとつずつ取り除き、ノリやエビ、ウナギなど漁獲量が激減している四万十川の生態系を取り戻すことを目指しています。
四万十川NBS国際シンポジウムは参加自由で、3月4日午後1時から四万十市総合文化センターで、3月5日午後1時からは四万十町役場東庁舎で開かれます。
3月4日・5日に四万十市などで開かれるシンポジウムを前に2月28日、関係者が会見を開きました。
県庁で会見したのは、一般社団法人生態系総合研究所の小松正之代表と東京都立大学の横山勝英教授です。
小松代表などが提唱するのがNBS(ネイチャー・ベースド・ソリューション)と呼ばれる自然の力を活用しながら生態系と人の生活のいずれにも利益をもたらす方法で、アメリカやヨーロッパの国々で広く取り入れられています。
研究所などではNBSを四万十川流域で行う国内初のプロジェクト「四万十川NBS」を進めていて、3月4日と5日にはアメリカの研究者などを招いたシンポジウムを開きます。
このプロジェクトでは、すでに四万十町のショウガ農家が農業排水をそのまま川に流さず湿地帯を通過させて浄化した上で、川に流す取り組みを始めています。
将来的に、コンクリート堰を撤去するなど川が汚れる要因をひとつずつ取り除き、ノリやエビ、ウナギなど漁獲量が激減している四万十川の生態系を取り戻すことを目指しています。
四万十川NBS国際シンポジウムは参加自由で、3月4日午後1時から四万十市総合文化センターで、3月5日午後1時からは四万十町役場東庁舎で開かれます。
最終更新日:2025年2月28日 18:41