他人名義のクレジットカード情報を不正に使って商品を注文したなどとして高知県警は12月3日、大阪府の無職の女を逮捕しました。

クレジットカード不正使用に伴う私電磁的記録不正作出などの疑いで逮捕されたのは、大阪府の無職で中国籍の孫麗静容疑者(39)です。

孫容疑者は今年7月、何者かと共謀しインターネットショッピングサイトで販売価格約4万円のドライヤーを、不正に入手した他人名義のクレジットカード番号を入力して購入。自宅に配送させ盗み取った疑いです。高知県内の男性から別の事件で県警に相談があり、捜査を進める中で今回の容疑が発覚しました。

孫容疑者は中国のSNS「WeChat」で荷受け代行のアルバイトを紹介され去年の10月頃から犯行を行うようになったとみられています。

孫容疑者は「Wechat」内のトークルームで指示役などとやり取りし、自分あてに届く荷物を別の何者からに転送するなどしてその対価として1回に1000円ほど月に約10万円を受け取っていました。

孫容疑者の自宅にはドライヤーのほかにも靴やスピーカーなど様々な商品があったということで、警察は指示役などの特定に向けて捜査を進めています。