父親の遺体を自宅に放置 死体遺棄容疑で60代と50代の娘2人を逮捕
丸亀市の自宅に父親の遺体を放置したとして、60代と50代の娘2人が死体遺棄の疑いで昨日(6日)逮捕されました。
逮捕されたのは、いずれも丸亀市土器町の会社役員、佐野育代容疑者61歳と、妹の佐野裕子容疑者59歳です。警察によりますと2人は一昨年(2022年)4月27日頃から、昨日午前7時頃までの間、同居している父親の佐野武志さんの遺体を自宅に放置し、遺棄した疑いです。
今年5月、行政機関から「90歳になる武志さんと連絡が取れない。」と警察に通報があったことから発覚。武志さんは木造2階建ての自宅の1階和室で、服を着たまま、うつぶせの状態で見つかり、ほぼ白骨化していたということです。
警察の調べに対し長女の育代容疑者は「妹と共謀はしていない。父は失踪していて生きていると思った。」、次女の裕子容疑者は「死体を放置していない。父が死んでいると思っていなかった。」と話し、容疑を否認しているということです。警察は今日(7日)、遺体を司法解剖し、死亡した状況などを詳しく調べています。