全国的な値上がりが続くガソリンについて、今週の岡山・香川のレギュラーガソリンの平均価格は、いずれも前の週から4.6円の大幅な値上がりになったことが、国の調査でわかりました。

　経済産業省の発表によりますと、一昨日（20日）現在のレギュラーガソリンの平均価格は、岡山県が182.2円、香川県が186.7円。いずれも前の週から4.6円の値上がりとなり、およそ1年4か月ぶりの高値水準を記録しました。

　ガソリン価格を巡っては、政府が先月（12月）から、石油元売り会社に支給する補助金の段階的な縮小を開始。今月16日に、更なる縮小が行われた影響から、全ての都道府県で値を上げ、岡山・香川では先月始めと比べて、共に10円を超える大幅な価格高騰となりました。

　今後の見通しについて石油情報センターは「当面は現在の水準を中心に小幅な値動きになるとみられる」としていて、価格の高止まりも懸念されます。