指針値超えた有機フッ素化合物PFAS 新たに9地点で検出 岡山市
岡山市の旭川支流から、有害な化合物が検出された問題です。市は今日(25日)、新たに9地点で、国の暫定指針値の最大で4倍となる有機フッ素化合物が検出されたことを明らかにしました。
この問題は、岡山市が今年8月から行った旭川支流の三谷川周辺の水質調査で明らかになったもので、6地点で、国の暫定指針値を超えた有機フッ素化合物PFASが検出されました。
発生源が特定されない事から、市は対象範囲を更に広げて、先月(11月)、18地点で追加調査をしました。
その結果、石原川と間瀬川の上流など、新たに9地点で指針値を超える化合物が検出され、石原川の砂防ダム上流では国の暫定指針値の4倍を超えた他、新たに高津下池と谷池の2つのため池からも、最大3倍以上が検出されました。
市は川や井戸の水を飲まない様、周辺地域に呼びかけると共に、引き続き原因の究明を行うとしています。
最終更新日:2024年12月25日 15:13