NTT西個人情報漏えい事件 名簿業者と役員を書類送検
NTT西日本の子会社から大量の個人情報が流出した事件で、岡山県警は今日(2日)、東京の名簿業者と役員を書類送検しました。
個人情報保護法違反の疑いで書類送検されたのは、東京都渋谷区の名簿販売業者と、87歳と49歳の役員2人です。
警察によりますと、この業者は、NTTビジネスソリューションズの元派遣社員から顧客情報を買い取ったのに、去年(2023年)7月、個人情報保護委員会への報告に提供を受けた件数を「0」と、虚偽の報告をした疑いです。
岡山県警は今年9月、個人情報保護委員会から告発状を受理し、捜査により容疑が固まったとして、今日、津山区検察庁に書類送検しました。
事件を巡っては、NTT西日本が900万件を超える顧客情報の流出を発表。元派遣社員は今年7月、執行猶予の付いた判決を受けました。
最終更新日:2024年12月2日 11:50