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無登録で投資勧誘 被告6人起訴内容認める

2025年2月25日 18:48
無登録で投資勧誘 被告6人起訴内容認める

 国に登録せず海外の集団投資スキームの出資を募ったとして、金融商品取引法違反の罪に問われている男6人の初公判が今日(25日)岡山地方裁判所で開かれ、6人は起訴内容を認めました。

 金融商品取引法違反の罪に問われているのは、福岡市の会社役員、平山敬博被告37歳ら合わせて6人です。起訴状によりますと6人は共謀して、2019年8月から2020年10月まで、元本保証や高利配当をうたい、松山市などの男女9人から国に無登録で出資金を不正に集めたとされています。

 岡山地方裁判所で開かれた今日の初公判で、6人はいずれも「間違いありません」と起訴内容を認めました。

 冒頭陳述で検察側は、平山被告が指南役の32歳の男から元本保証で高配当と紹介された金融商品を信用。6人で976人の出資者から総額およそ54億円を集めたことや、指南役の男に出資額の内、38億円余りを渡していたことを明らかにしました。

 裁判の後、弁護側が取材に応じ、被告人らが罪を認めているため執行猶予を求めることを明らかにしました。裁判は4月14日に結審する予定です。

最終更新日:2025年2月25日 18:48
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