自宅で産んだ赤ちゃん放置し死亡 母親が起訴内容を認める
去年(2024年)10月、岡山市の自宅で産んだばかりの赤ちゃんを放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われている39歳の母親の裁判員裁判です。初公判が今日(29日)岡山地方裁判所で開かれ、母親は起訴内容を認めました。
保護責任者遺棄致死の罪に問われているのは、岡山市中区穝の無職、景山暢子被告39歳です。起訴状によりますと景山被告は去年10月21日、自宅で産んだばかりの女の赤ちゃんを放置し、低体温症で死亡させたとされています。
今日、岡山地方裁判所で開かれた初公判で、景山被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は、妊娠を隠していた同居の母に叱責されたくないとの思いから放置したと主張。一方、弁護側は救急隊が駆けつけた時点で赤ちゃんが死亡していたことから、死産だった可能性などを指摘しました。