岡山県インフルエンザ警報 県内で感染急拡大
全国各地で猛威をふるっているインフルエンザが、岡山県でも急速に広がっています。県は今日(26日)、過去10年で2番目に早い警報を発令しました。
岡山県によりますと今月16日からの一週間、県内84の医療機関で、定点当たりのインフルエンザの患者数は31.95人でした。国の基準となる30人を超え流行が急速に拡大しているとして、県が今日、インフルエンザ警報を発令しました。警報の発令は過去10年で2番目に早く、発令基準を設けた2000年以降では3番目の早さです。
県内では今年9月から、これまでの患者数は5030人ですが、先週一週間だけで、その半数以上にあたる2684人が感染しています。こうした事から県が警戒を強め、手洗い、マスクの着用の他、十分な休養を取る事や人混みを避ける事など、感染防止対策の徹底を呼びかけています。