「歩きやすいまちづくりを」善通寺市で車道の一部を狭くする社会実験
歩きやすいまちづくりを進めて地域の活性化を目指そうと、香川県善通寺市で中心部の車道の一部を狭くする社会実験が、今日(27日)から始まりました。
社会実験が始まったのは、善通寺市文京町の市道およそ300メートルの区間です。来月(12月)9日まで2車線の車道の一部をふさいで1車線とし、周辺の車の通行にどの様な影響が出るか調査すると共に、新たに生まれた歩道部分の活用方法についても検討します。
道路は市役所の広場に隣接していることから、市は歩行者が利用しやすい環境を整えることで、広場を核としたにぎわいづくりにつなげたい考えです。
歩行者優先のまちづくりを巡っては、高松市のサンポート地区でも車道の一部を遊歩道にするプロムナード化が進むなど、各地で取り組みが広がっています。善通寺市は来年度以降、道路と広場を一体化する工事も計画していて、楽しく歩けるまちづくりを目指したいとしています。