食を通じて地域の環境を学ぶ 児島湖で獲れたテナガエビの給食
食を通じて地域の環境を考えます。岡山市の中学校で、地元の湖で育った「テナガエビ」の給食が提供されました。
岡山市南区の福南中学校です。給食で出されたのは、学校近くの児島湖で獲れたテナガエビのから揚げです。
児島湖の水質は60年ほど前から、干拓事業や周辺の開発などで悪化。県は6年前から、悪化の原因プランクトンをエサにするテナガエビを増殖させ、水質の改善を図っています。
学校では、毎年1年生が児島湖の環境を学んでいて、生徒達は舌鼓を打ちながら、環境への理解を深めました。県は、今後も児島湖の浄化を進め、多くの生物が住める環境づくりに努めたいとしています。