高松市鬼無町で盆栽が盗難被害 約60鉢
盆栽の産地、高松市の鬼無地区で今年7月、およそ60鉢が盗難の被害に遭っていたことが分かりました。
高松市などによりますと、盗難被害に遭ったのは高松市鬼無町にある2つの盆栽園で、7月上旬に合わせておよそ60鉢が盗まれました。この内ひとつの盆栽園では25鉢が盗まれ、被害額は150万円に上っています。
高松市の大西市長は昨日(12日)の9月定例議会の答弁で「何世代にもわたり丹精を込めて育てあげた盆栽が被害に遭ったことは誠に遺憾。」としました。
市は生産者に対し、適切な保管・管理、園地への侵入防止など対策の情報を発信すると共に、今後、研修会も検討しています。園地が集まる地域では警察によるパトロールが行われ、それぞれの生産者が防犯カメラの設置など対策を強化しているということです。