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高梁川流域 消防本部が合同訓練 救助技術の向上を目指す

2024年7月26日 18:45
高梁川流域 消防本部が合同訓練 救助技術の向上を目指す

 西日本豪雨を教訓に大雨の被害に備えようと、岡山県の消防本部が連携し、救助技術の向上を目指す合同訓練が26日、倉敷市で行われました。

 訓練は、豪雨による浸水で建物に取り残された人を救助する想定です。岡山県の高梁川流域の倉敷市消防局など6つの消防本部の隊員など48人が参加しました。

 この合同訓練は、西日本豪雨で救助活動が困難を極めたことを教訓に、4年前から救助技術の向上を目的に行っています。

 屋根をつたって室内に入った隊員たちは、ボートが現場から離れないよう安定させ、逃げ遅れた人の状態に応じて救助する手順を確認しました。

 倉敷市消防局は、流域エリアの消防局が抱える大規模災害や火災の際の課題を共有して、有事に備えたいとしています。

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