岡山市が計画している新アリーナの規模など、今後の方向性を協議する「検討会議」が発足し、29日、初会合が開かれました。

　検討会議は地元経済界やプロスポーツチーム、それに大学教授など18人の委員で作られています。岡山市北区野田に建設が予定される新アリーナは、バレーボールのトップリーグ参入条件から客席規模は5000席以上。基本計画上の総事業費はおよそ145億円で、他の都市ではあまり例のない公設民営の予定です。

　初会合では新アリーナの規模や座席数について意見交換し、高松市サンポートに完成する県立アリーナなどを参考に、最適な形を探っていくことで一致しました。市が単独での建設を計画している新アリーナは今後、市の調査結果や市民アンケートなどを経て、来年度からの基本計画策定に反映される予定です。