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台風10号 香川岡山には31日(土)頃に最接近の見込み 交通機関にも影響

2024年8月28日 18:34
台風10号 香川岡山には31日(土)頃に最接近の見込み 交通機関にも影響

(午後6時15分 放送時の情報)

 非常に強い台風10号は、香川・岡山には31日土曜の昼頃に最も接近する見込みです。30日(金)から31日(土)頃にかけては警報級の大雨や暴風、高波となり、進路によっては警報級の高潮の可能性があります。台風の動きが遅いため、長時間に渡り暴風となり、総雨量が多くなる恐れがあります。気象台は土砂災害や低い土地の浸水などにも警戒を呼びかけています。

 公共交通機関にも影響が出始めています。

 JR四国は台風の接近に伴い強風が予想されることから、瀬戸大橋線の特急や快速マリンライナーなどで明日29日の昼過ぎから終日、一部区間の運転を見合わせます。快速マリンライナーは児島駅と高松駅の間を、特急しおかぜや南風は児島駅と宇多津・多度津駅の間をそれぞれ部分運休します。

 海の便にも影響が出ています。運航各社によりますと、高松と小豆島などを結ぶフェリーや高速艇で、29日、30日の2日間、始発から終日の欠航が決まっています。 この他、空の便や高速バスでも今後の天候状況によっては欠航や運休の可能性があり、それぞれの交通機関はホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。

 岡山県関係では、JR山陽新幹線が29日夜から、広島と博多間などで計画運休を実施すると発表しました。岡山と新大阪の間は、今のところ平常通り運行するとしています。

 海の便では新岡山港と土庄港を結ぶフェリーが29日午後2時以降の運休。岡山市内を走る一部路線バスと路面電車は、30日以降の運行を取りやめる可能性があるとしています。

 岡山後楽園は31日の終日休園と、現在、開催中の「夏の幻想庭園」も30日と31日の中止を発表しました。

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