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【河津桜まつり】“消費税未納”指摘された問題…町議会臨時会前に町長が町議らに謝罪(静岡・河津町)

2024年1月31日 17:03
【河津桜まつり】“消費税未納”指摘された問題…町議会臨時会前に町長が町議らに謝罪(静岡・河津町)

「伊豆の一大イベント」「河津桜まつり」は2月1日に開幕しますが、いま実行委員会の“消費税の未納疑惑”が浮上しています。静岡・河津町長らは30日、「税務署と相談する」との回答を繰り返しました。

31日、町議会臨時会の前…。岸町長は町議会議員らに“消費税未納”問題について謝罪しました。

(河津町 岸 重宏 町長)
「河津桜まつり実行委員会の消費税問題では、町民をはじめ、関係者に多大な心配とご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。今後は、実行員会と適切な対処をしていきた いと思います。誠に申し訳ありませんでした」

この問題は、「実行委員会」が過去の「まつりの期間中」の「露店の出店料」や「駐車場の利用料」などの消費税について、“支払ってないのではないか”と指摘されたものです。

町や観光協会などで組織される「河津桜まつり実行員会」。毎年、この「伊豆の一大イベント」を盛り上げてきました。

川沿いの約4キロに850本の桜が咲き誇り、例年は100万人が訪れる「河津桜まつり」。開催期間は2月いっぱいで、駐車場は約50か所、1500台分の駐車場が用意されていますが、ピーク時は“ほぼ満車”に…。出店は、多いときで150店舗以上だといます。

30日、副町長が“消費税未納”について相談するため訪れたのは、税務署でしたが…。

(河津町 木村 吉弘 副町長)
「税務署に相談をしているという ことです」
Q:税務署の意見ははっきりしてる?
「相談中ということです」

この約1時間後に行われた実行委員会の臨時会見でも…。

(河津町 木村 吉弘 副町長)
「相談をさせていただいて、今相談継続中というかたちになります」
Q:税務署側が課税対象か非課税対象か明言しなかった?
「ま…あの…その辺を結局相談中ということですね…」

町長も…

(河津町 岸 重宏 町長)
「相談中と聞きました」
Q:相談中という言葉ははっきりしないんですけど?
「相談中って聞きましたので」

相談中と繰り返し、また「まだ払うか決まってないので支払う場合については全く考えてない」と話しました。

下田税務署は「個別の案件については答えられない」とした上で「一般論として土地の貸し付けは非課税の一方、駐車場については課税対象としている」とコメントしています。

町民への説明もないまま、2月1日 開幕となる「河津桜まつり」。実行委員会は、まつりが終わり次第、引き続き税務署に“相談する”ということです。

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