浜名湖で遺体で発見された男子高校生…5日に友人と会った後にトラブルに巻き込まれたか(静岡・湖西市)
静岡・湖西市の浜名湖畔で17歳の男子高校生が遺体で見つかった殺人事件で、男子高校生は、浜松市内で友人と会った後にトラブルに巻き込まれたとみられることがわかりました。
遺体が見つかった浜名湖畔では、13日に続き14日も、捜査員のダイバーが水中にもぐり、遺留品などがないか捜索活動をしています。警察によりますと2月9日、湖西市新居町の浜名湖畔で遺体となって見つかったのは、袋井市に住む中国籍で17歳の男子高校生です。司法解剖の結果、男子高校生の死因は溺死で、死後1週間程経過していて、遺体には殴られた跡とみられる複数のあざがあったということです。警察は遺体の状況などから、何者かに殺害された可能性が高いと判断し殺人事件として、13日 100人態勢の捜査本部を設置しました。
(同じボクシングジムに通う男性)
「明るくて1人1人にしっかり挨拶する子でした。週3~4(で通っていた)、頑張っていた時期があったが(2023年の冬から)徐々に少なくなっていった。明るくてボクシングに対して真面目にうまくなろうと頑張っていました。」
被害者の男子高校生は、2月4日の午後7時ごろに「遊びに行く」と言って自宅を出たあと翌5日の未明には浜松市内の友人宅に複数人でいたことが分かっていますが、その後、行方不明になっていました。捜査関係者によりますと、被害者の男子高校生は、少なくとも5日に浜松市内で友人たちと会ったあとにトラブルに巻き込まれたとみられ、警察は慎重に捜査を続けています。