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「警察の捜査活動を見て写真を撮りたかった」窃盗にあったと虚偽申告 通報者の男を書類送検

2024年10月11日 11:29
「警察の捜査活動を見て写真を撮りたかった」窃盗にあったと虚偽申告 通報者の男を書類送検

札幌・南警察署は2024年6月30日に通報があった窃盗事件は、捜査の結果、虚偽申告であったと発表しました。

札幌市豊平区に住む当時21歳のアルバイト従業員の男は6月30日午前2時前、南区澄川6条4丁の路上を歩いていたところ、身長170センチほどで、黒色のフルフェイスヘルメットを着用した人物に押され、リュックサックに入れていた財布をひったくられ、その後、仲間とみられる黒色フルフェイスヘルメットを着用した人物とともにスクーターに乗って逃走したと警察に被害を届け出ていました。

警察によりますと、その後の捜査の中で、現場の状況などと男の話が食い違う部分があり、問い詰めたところ虚偽の申告だったことを認めたということです。

警察は男を10月10日付で偽計業務妨害の疑いで書類送検しました。

男は「自分で財布を落として探して欲しかった」「警察の現場活動を見て写真を撮りたかった」などと容疑を認めているということです。

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