２月１４日はバレンタインデー。

チョコを送った方ももらった方も多いのではないでしょうか。

ことし（２０２４年）のチョコレートは「選ぶ時から楽しく」と多種多様なチョコレートが登場しました。

動物が描かれた箱の中にはキツネをかたどったチョコレートが。

さらには愛らしい猫の形のチョコレートまでありました。

大丸札幌店で開かれているバレンタインフェアには、世界中から１０４ブランドが集まり、
バレンタイン直前のこの日も多くの人で賑わいを見せています。

(客)「外がかわいいアニメだったりおもちゃのものを選びに来ました」

さまざまなパッケージのチョコレートが並ぶ中、ことしは「色」で選ぶ人が多いといいます。

（石黒記者）「今回は推しのテーマカラーに合わせた推しチョコというものを購入することができます」

好きなアイドルやキャラクターを応援する表現である「推し」。

そんな「推し」の色やイメージに合わせて選ぶのが推しチョコです。

（客）「推しに向けてチョコレートを用意したいなと思っています」

（記者）推しは何色ですか？

（客）「赤です」

（大丸札幌店バレンタイン担当　山田諒典さん）「推しチョコというものを耳にしまして、応援できる色味、単色のパッケージを取り揃えています。選ぶところから楽しんでいただいて、思い出として残っていただけたらなと思っております」

さらに、丸井今井札幌本店でもチョコを買い求める人で賑わっていて、ここでしか買えない限定商品が多く並んでいました。

（石黒記者）「こちらでは購入したチョコレートと一緒にカフェラテなどを楽しむスペースがあるんです」

札幌市内に店を構える「スタンダードコーヒーラボ」が、期間限定でチョコレート売り場に登場しました。

有名バリスタによる可愛らしいラテアートを楽しむことができます。

（石黒記者）「甘いチョコレートとラテの相性が抜群です」

（札幌丸井三越　皆川諒太さん）「札幌からコーヒーを盛り上げていこうという意図がございまして、コラボということで企画となっています。是非来年もお越しいただけたら嬉しく思います」

人気のチョコレートは道東・厚岸町にも―

（厚岸味覚ターミナル・コンキリエ　横川流一さん）「厚岸ウイスキーシングルモルトの白露を使ったチョコレートです」

厚岸蒸留所と菓子メーカー「ロッテ」のコラボ商品であるこちらのチョコレート。

中には厚岸のウイスキー「白露」がたっぷりと入っています。

道の駅にはこのチョコレート求める人が全国各地からやってきます。

（網走から来た人）「飲んだことないんですけど、厚岸ウイスキーはレアじゃないですか。チョコレートを通して味わえたらいいなと」

（厚岸味覚ターミナル・コンキリエ　横川流一さん）「厚岸蒸留所とロッテさんが本気で作ったという商品なので、プレゼントする方も受け取る方も本気のやり取りをできればと思います」

チョコレートを味わったり「推し」のために購入したりと、ことしはバレンタインは楽しみ方が幅広くなったようです。