路面凍結で事故相次ぐ 日中は10℃度以上に気温上昇 路面変化に注意 北海道
(石黒記者)「札幌・大通公園ではダウンを着ていなくてもあまり寒さを感じない気温で、あちらの温度計は10℃を指しています」
暖かい空気が流れ込んできた影響で、南西部を中心に気温が上がった6日の北海道。
札幌市では午後5時までに10.3℃を観測し、11月上旬並みの暖かさとなりました。
中心部では上着を脱ぎ、手に持つ人の姿も。
先月、札幌市内ではササラ電車が雪を巻き上げるほど降り積もっていましたがー
10℃まで気温が上昇した6日は道路上に雪はなく、路面も乾いている状態です。
さらに道南の江差町では午後5時までに12.9℃を観測。
道南では広く気温が上がり、午後5時までに松前で13.1℃、函館と奥尻で13.0℃となりました。
日中は暖かくなった一方、6日朝は冷え込んだ影響で路面が凍結し、事故が相次ぎました。
浦河町で午前8時ごろ、乗用車同士が正面衝突し、あわせて3人が病院に搬送される事故があったほか、旭川市内ではコインランドリーに乗用車が突っこむ事故がありました。
暖かさは7日の日中まで続きますが、7日は前線が通過する影響で雨が降り、夜から寒気が流れ込むため路面の凍結に注意が必要です。