地吹雪でホワイトアウト 車の立ち往生が多発 除雪中の事故で男性死亡 大荒れの北海道
発達した低気圧の影響で、日本海側とオホーツク海側では猛吹雪になっています。
26日にかけて吹きだまりによる交通障害などに警戒が必要です。
(武田記者メン)「網走市内です。猛吹雪でかなり視界が悪くなっています。こちらの歩道は私の膝くらいのところまで雪が積もっています」
発達した低気圧の影響で北海道は26日、オホーツク海側や日本海側などで猛吹雪となっています。
(東京からの観光客)「身の危険を感じるので安全に過ごしたい。(東京に)戻れなくなってどうしようかなと思っています」
札幌では今シーズン最も強い最大瞬間風速25.1メートルを観測しました。
この悪天候で、全道の公立小中学校などあわせて489校が臨時休校しています。
(ケーキ店の店長)「学校が休みなのでお子さんがいる従業員は皆休み。さすがの留萌人もまいっています」
(百瀬記者)「国道337号を当別方向に走行しているのですが、一面ホワイトアウトしていて先の車が全く見えない」
当別町などを通る国道337号付近では、地吹雪による事故や立ち往生が多発していて、警察が注意を呼びかけています。
除雪中の事故も起きています。
札幌市南区北ノ沢の雪捨て場で、80歳の男性が除排雪中のトラックにはねられ死亡しました。
道内は26日にかけ冬型の気圧配置が続くため、猛吹雪や吹きだまりによる交通障害などに警戒が必要です。