釧路空港を迅速に復旧をせよ!大地震想定訓練も意外な課題判明“グループチャットでの情報共有”
道内7つの空港を運営する北海道エアポート(HAP)は2024年7月4日、釧路空港で大地震を想定した訓練を災害時の協定を結んでいるセコムと実施しました。
訓練は、出勤している職員が少ない休日の午前10時に震度6弱の地震が起きた想定で、滑走路などの安全を確認したうえで、空港の機能を復旧させるため、新千歳から応援の職員や支援物資をセコムのヘリコプターで輸送。
駐機場の損傷も想定し、通常は使用しない場所への駐機や、人員と物資の輸送に支障がないかを確認しました。
今回の訓練では、初めてアプリのグループチャットでの情報共有を試しましたが、セコムは社内ポリシーに触れるとして参加できず、課題が残ったということです。
釧路空港では災害時に、誘導路を利用するなどして、最大で21機のヘリコプター受け入れを検討していて、HAPは訓練などを通して実現を目指したい考えです。