「子どもの安全を最優先に」強制的に家へ立ち入り 児童虐待の対応訓練 札幌市南区
児童虐待への対応を強化しようと、児童相談所と警察が合同で、虐待の疑われる家庭に強制的に立ち入る訓練を行いました。
(訓練)「人の家はいってきてなんなんだよ!」
この訓練は、札幌市南区の警察学校で行われました。
児童虐待から子どもを守るため、道内の児童相談所と警察が合同で実施しました。
裁判所から許可状を得たという想定で、家の中に強制的に立ち入ります。
(道警 人身安全対策課 中易聡次席)「児童の安全を最優先に考えた取り組みをしないといけない。この訓練を通じて、顔の見える関係をもっとつくって連携強化を深めていきたい」
道内の児童虐待の対応件数は6年連続で5000件を超え、高止まりが続いています。