札幌・すすきのでも“夜カフェ”大人気!訪れてわかった納得の理由・イマドキのニーズが見えた!
来店客が楽しむのは、アルコールではなく「コーヒー」です。
(来店客)「飲んだ後にコーヒーを飲んで家に帰るとか、そういった一回落ち着くのがいいのかな」
(来店客)「しゃべり足りないときにゆっくり落ち着いてノンアルコールを飲みながら話せるっていうのがいい。思う存分話せました」
(マーレイ東店 佐藤岳さん)「飲んできた後で使われる方が多いので、コーヒーを楽しんでいただき、ここをしめにして帰られる方が多い」
この店のウリは、全て自家焙煎のコーヒーです。
アルコールを飲んだ後にゆったり味わう“しめコーヒー”。
店内には若い客の姿も目立ちます。
(記者)「何を飲んでいますか?」
(来店客)「カフェクリームのアイスとホットです」
(来店客)「めちゃめちゃおいしい」
(来店客)「甘さ控えめ」
(来店客)「めっちゃ好きです」
(来店客)「やっぱりゆっくり話せるっていうのもあるし」
(来店客)「話すのが好きなので」
(来店客)「落ち着いて話せるから本当に過ごしやすいです」
2軒目にゆっくりできる店を…というニーズが、若い世代を中心に増えているといいます。
(マーレイ東店 佐藤岳さん)「この店舗は4年前にオープンして、コロナの真っ最中だったので、お客さんがすごい少ない状態できたんですけど、ここ1か月2か月で平日も割と夜の時間帯はパンパンになる」
すすきのや札幌のグルメ事情に詳しい雑誌の編集者は、ニーズの変化の要因をイマドキの若者の気質に求めます。
(ポロコ 福崎里美統括編集長)「若い世代のアルコール離れ、ヘルシー志向もあり、1軒目で食事と一緒に少しは飲むけれども、それ以上はムリに飲まなくても、でももうちょっとおしゃべりしたいとか時間が早いからというのは感じる」
1992年をピークにアルコールの消費量は右肩下がり。
2022年にはピーク時から24%も減少しました。
アルコール離れも「夜カフェブーム」に拍車をかけていると言えそうです。