北海道・北見警察署は2024年9月3日、北見市内で融資保証金詐欺事件が発生したと発表しました。

被害にあったのは、オホーツク総合振興局管内に住む会社役員の男性（50代）です。

男性は事業資金調達で融資を受けるため、インターネット検索で「融資会社の仲介業者を名乗る者」を発見しました。

メールで事業内容の書類などを送ってやり取りをしたところ、書類の内容などから適切な融資会社を紹介すると言われ、有志会社の担当者とやり取りを始めました。

融資会社の担当者から「保証会社に保証金を先に支払えば融資を受けられる」と説明を受けた男性は、8月27日から9月2日までのあいだに5回に分け、合計256万1000円を振り込み、だまし取られました。

男性は詐欺に気づかぬまま6回目の振込をしようとしましたが、指定されていた銀行口座が利用停止になっていて振り込むことができず、銀行職員が不審に思い警察へ連絡したため被害が発覚しました。

警察は融資を前提にお金を要求するのは詐欺だと注意を呼び掛けています。