”創成イースト”にマンション続々! 民泊対応型の分譲マンションも 資産運用にも人気 札幌
札幌中心部の創成川から東側に新たなマンションが続々と登場しています。
駅に近いなどの利便性だけでなく、資産としての活用も期待できるなど最新のマンション事情を取材しました。
(ミサワホーム 土屋雅人さん)「こちらが3LDKのリビングになります」
広々としたリビングに…
おしゃれなステンレスキッチンも。
札幌市中央区南3条東5丁目に先月完成したばかりの11階建ての賃貸マンションです。
注目すべきは省エネの効果が高い設備です。
断熱性の高い窓ガラスなどで年間の消費エネルギーを20%以上削減でき、光熱費などを抑えられるメリットがあります。
間取りは1LDK~3LDKで、賃料は月7万6千円から17万円台まで。
単身からファミリーまで幅広い層に人気だといいます。
(ミサワホーム 土屋雅人さん)「100戸ありますが、ほぼ半分くらいが申込みをもらっていて、滑り出しは好調」
人気の理由は立地にも。
札幌中心部創成川の東側に位置し、地下鉄の駅までは徒歩5分。
大通公園や豊平川が徒歩圏内にあり、住みやすさが人気のエリアです。
このエリアは、北海道新幹線の札幌延伸に伴い再開発が進んでいて、近年はマンションが次々と建設されています。
市によりますと、人口はこの20年で3倍以上増加しました。
(周辺の住民)「やっぱり便利ですよすごく、駅に近いし。離れられない」
(周辺の住民)「大きな病院が建ったり道路が整備されたりするので、ますます住みやすくなるかなと思います」
(山﨑記者)「地下鉄札幌駅から徒歩6分のこちらの場所には、北海道ではまだ珍しい一面を持ったマンションが建設中です」
こちらの敷地に建設されるのは、19階建ての「レ・ジェイド札幌大通ザ・タワー」です。
2026年に完成予定です。
住所は札幌市中央区北2条東2丁目で、JR札幌駅のほか3つの地下鉄駅が徒歩圏内となっています。
7日のマンション発表会には、道外からも購入を検討する人がいました。
このマンションが注目される理由が・・・
(発表会)「2階から9階までの住戸に関しては、民泊として運用できる仕組みを作っています」
道内ではまだ珍しい民泊対応型の分譲マンションなのです。
2階から9階までが民泊として活用できる住居になっていて、利用しない期間には専門の管理業者に運営を委託し、宿泊客に貸し出すことができます。
(日本エスコン 長嶋俊彰さん)「札幌もインバウンドを含めてホテルが非常に少ない問題があるなかで、民泊の需要は高まってくるのかなと考えています。全国各地から予想を上回る問い合わせがあります」
札幌中心部に続々と登場する新築マンション。
快適に暮らせるだけでなく、資産としても効率的に運用できるなど活用の幅が広がっています。