家具量販店のニトリが出店 札幌・中の島地区に大型商業施設が開業へ 近隣でも進む再開発
札幌市豊平区の中の島エリアに来年、家具量販店のニトリなどが入る大型商業施設が開業することが分かりました。
いま再開発で中の島エリアが注目されるワケとは?
(百瀬記者)「中の島にある北海道自動車学校です。こちらの敷地で工事が進んでいますが、ここにあの大型家具店が誕生します」
学校法人・北海道科学大学は24日、手稲区に移転した高校の跡地と自動車学校の一部をあわせた土地に、大型商業施設を誘致する計画を明らかにしました。
総面積は3万6000平方メートル。
家具量販店のニトリが来年12月に出店する予定です。
(ニトリホールディングス 荒井功上席執行役員)「お住まいの方々の生活に密着した、利便性を向上できるような計画にしていきたい」
建設予定地は中の島など3つの地下鉄駅が徒歩圏内にあります。
都心へのアクセスが便利なことに加え、緑地が多く住みやすさが人気のエリアです。
(ニトリホールディングス 荒井功上席執行役員)「住宅もたくさん建てられておりまして、その中にあって広大な土地は中々ない」
実は中の島の近隣では別の再開発が始まっています。
(百瀬記者)「ニトリの出店エリアから徒歩3分ほどの場所にはスーパーや家電量販店が立ち並び、再開発が進んでいます」
再開発の予定地から200メートルの場所には、真新しいスーパーや病院が建設中。
この場所にはかつて自衛隊札幌病院がありましたが、数年前から大規模な再開発が進んでいます。
2つの再開発地区は緑地を挟んで隣り合わせ。
中の島と平岸エリアのほぼ中心に位置していて、住民はマチの活性化に期待を寄せています。
(住民)「かなりマンションも建ってきているし、すぐそこを渡ったら市電もあるので、交通の便はいいのかなと思う」
(住民)「(ニトリができると)電球が壊れてもすぐに行けるし、新しい家具が欲しいなとか最新のものを見に行けるので嬉しいです」
今回再開発が明らかになった中の島エリア。
近隣の再開発とあわせ利便性のアップが期待されています。