北海道・北見市で2023年10月、消防士の20代男性が大麻を譲り受け使用したとして、北見市消防本部は男性を懲戒免職にしたと発表しました。

懲戒免職処分となったのは、北見地区消防組合消防署の20代の男性消防士です。

北見市消防本部によりますと、男性は2023年10月、北見市内で違法薬物と認識しながら大麻を譲り受け使用したということです。

匿名による情報提供を受け内部調査を行ったところ、男性が大麻使用の事実を認めたため、2024年10月18日付で懲戒免職処分としました。

男性は「知人から薬物を譲り受けた」「興味本位で使用してしまった、後悔している」と話しているということです。

男性は３月に麻薬特例法違反（譲り受け）の疑いで書類送検されましたが、5月31日付で不起訴処分となっています。

10月18日に開かれた会見で、北見地区消防組合消防本部の山田敏文消防長は「公務員である以前に、社会人としてあってはならない行為であり、地域住民の皆様からの信頼回復に努めてまいります」と謝罪しました。