【大雨】阿賀町で74.5ミリ 平地は断続的に雨 山沿いは雪に変わる見込み 7日昼前にかけて落雷や突風、ひょうに注意を 《新潟》
下越と中越では7日明け方にかけて土砂災害に警戒してください。
新潟地方気象台は大雨と雷及び突風に関する新潟県気象情報を発表し、注意を呼び掛けています。
(6日午後4時51分発表)
県内では7日昼前にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうが降るおそれがあり注意が必要です。
気象台によると8日にかけて冬型の気圧配置となる見込みです。
また、北陸地方の上空約5500メートルにはマイナス27度以下の寒気が流れ込んでいるため、新潟県では7日にかけて大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。
県内は、山沿いを中心に次第に雪に変わりますが、平地では断続的に雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
雨雲が予想よりも発達したり停滞した場合には、8日にかけて大雨警報を発表する地域を拡大する可能性があります。
これまでの雨や元日の地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。
◆雨の実況
6日午後4時現在の24時間降水量(アメダスによる速報値)
阿賀町室谷 74.5ミリ
新発田市赤谷 57.0ミリ
糸魚川市能生 53.5ミリ
長岡市小国 47.0ミリ
上越市高田 44.0ミリ
◆雨の予想
6日18時から7日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
下越 60ミリ
中越 60ミリ
上越 80ミリ
佐渡 30ミリ
下越と中越では7日明け方にかけて土砂災害に警戒してください。
新潟県では7日昼前にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
ひょうの降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意が必要です。